本やマンガの言の葉

色んな本やマンガなどの言葉を書いていきます。

『ちるらん-新撰組鎮魂歌-』の言の葉

 

 

こんばんは。

 

 

今日は、『ちるらん』という

漫画から言葉をご紹介。

 

『ちるらん』は

新撰組副長、土方歳三が主人公で

 

新撰組組の結成から終わりまでを

描いた漫画です。

 

幕末の時代を生きた、

たくさんの志士たちが登場します。

 

 

そんな中、今日紹介するのは

有名な志士たちが名を連ねていた

松下村塾の中で

特に秀でていたとされる

 

松下村塾の双璧と称され

久坂玄瑞(くさかげんずい)と並ぶ

高杉晋作(たかすぎしんさく)の言葉。

 

余談ですが、この2人に

入江九一吉田稔を加えて

松下村塾四天王と呼ばれるそうです。

 

さらにこの4人とも

明治維新を前に20代という若さで

この世を去った志士たち。

 

 

松下村塾について参考に。

四天王についても少し書かれています。

↓↓↓↓↓↓

https://history-men.com/shoka-sonjuku/

 

 

今回紹介する言葉は

『ちるらん』の作中、

 

かなり個性的に描かれた

高杉晋作の信条である言葉。

 

後に四天王となる

吉田稔磨を自らの革命へと

誘うシーン。

 

松下村塾を封鎖しようとした

役人たちとの乱闘の後、

 

名家の生まれであり、

何もしなくても将来が約束されている

高杉晋作に対して

 

吉田稔磨が

なぜ松下村塾に通うのかを問う。

 

 

高杉さん.....

あなたってどれだけ馬鹿なんすか?

 

今のままでも

藩の重役にだって......

 

楽に出世できるのにどうして......

 

 

その問いに高杉晋作は答える。

 

 

ふむ。

それは確かに‘‘楽’’なのだよ。

 

だが、

それは面白くない。

 

人生を楽しむために

全ての‘‘楽’’を否定する。

 

それがこのGODの生き方なのだよ。

 

『ちるらん』 第17巻  

第六十三話  吉田稔磨 より。

 

 

奇兵隊の結成、長州藩

倒幕に導くなど、

 

僅か27年の生涯を

『革命』に生きた高杉晋作

 

 

ただ生きていても、

出世し、普通以上の暮らしが

出来ていたにも関わらず、

 

面白くない、

という理由でそれを捨てて

苦難の道をいく。

 

 

シンプルに

こんな生き方に憧れる。

 

何かを成すために

日常を捨て、

ひたすらに走り抜ける。

 

江戸400年の平和の中で生まれた

常識という檻にも囚われない。

 

 

今の時代においても

『常識』とは大きな壁。

 

その壁に対して

何を成すかを明確にし、

乗り越えていくことが

 

志士たちのように

志に生きるとゆうこと。

 

 

ただ環境に慣れ

その流れに乗って生きるとゆう、

 

‘‘楽’’を捨てて

本気で楽しむ人生を生きる。

 

そんな背中を押してくれる言葉です。

 

 

読んで頂き、

ありがとうございました。

 

作中の高杉晋作↓↓↓↓↓↓

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ちるらん 新撰組鎮魂歌 1巻