本やマンガの言の葉

色んな本やマンガなどの言葉を書いていきます。

『ハイキュー!!』の言の葉

 

 

こんばんは。

 

 

今日は『ハイキュー!!』の

言葉をご紹介。

 

場面は、烏野高校が

東京遠征を行っているところ。

 

遠征初日、練習を終えた後も

体育館には電気が灯り

自主練をしてるメンバーもいる。

 

その姿を冷めた目でみて

体育館を後にする

烏野高校メンバーの

月島 蛍(つきしま けい)、

通称、ツッキー。

 

その姿をみて、

同チームの山口 忠(やまぐち ただし)

通称、山口が

追ってきたところ。

 

実力はあるのに、

過去の経験から

「たかが部活」と線をひき、

 

本気でプレーすることがない。

 

周りの熱量にも

距離をおき始めたツッキーに

山口が想いをぶつける。

 

 

 

最近のツッキーはかっこ悪いよ。

 

(中略)


身長も頭脳もセンスももってるクセに、

 

どうして「こっから先は無理」って

線引いちゃうんだよ!?

 

 

その言葉に、

ムッとしたようにツッキーが返す。

 

例えば、

すごく頑張って、

烏野で1番の選手になったとして


そのあとは?

 


万が一にも

全国に行くことができたとして


その先は?

 


果てしなく上には上がいる、


たとえそこそこの結果を
残しても

絶対に一番なんかになれない!

 

どこがで負ける!

 


それをわかってるのに

みんなどんな原動力で動いてんだよ!!

 

 

歯を食いしばって黙る山口が

ツッキーの胸ぐらを掴んで

声を張り上げる。

 

 

そんなもん…

 

プライド以外に何が要るんだ!!  

 

 

ハイキュー!!

第10巻    88話 幻覚ヒーロー  より。

 

ハイキュー!!』ファンの中では

88話ショックと言われるほど、

 

かなり有名なところみたいで。

 

ツッキーの辛い過去が

明らかになり、

 

それを乗り越え、

前を向くキッカケと

なったシーンです。

 

 

そして同じく88話で、

キャプテンの大地さんの

言葉があって

 

俺たちはまだ

発展途上もいいとこだし、

 

『才能の限界』なんて

わかんないだろ。

 

もしそれを感じる事があったとしたって

それでも上を目指さずにはいられない。

 

理屈も理由もわかんないけどさ。

 

 

上には上がいる。

自分の才能や能力には限界がある、、

 

スポーツの世界では

特に感じるところ多い気がする。

 

自分自身も野球を

小、中、高と続けていた中で、

 

中学の時に感じたかな。

 

プロ野球や甲子園って

自分とはレベルの違う人が

行くところだって。

 

それがあったけど、

 

1ミリも辞めようとか、

本気でやらず遊びでやろうとか

 

思ったことはなかったな。

 

そーゆーことじゃ

なかったんよな。

 

いっぱい成長させてくれた

野球がただただ好きで、

一緒にできる仲間が好きで、

 

そこで全力で出し切れることが

最高に楽しかった。

 

その時間を

ずっと続けてたかったって

だけなのか。

 

まだやれるって

意地になってたのか。

 

ほんとに理由は

わからなくて、

 

多分大したことない

ちっぽけなプライドだったのかな。

 

結局、何かに本気で

打ち込むきっかけは

小さなものだと思う。

 

現実的に考えて、

ツッキーの言ったことも

めっちゃ分かる。

 

それでも、

止まれないのが性とゆうか。

 

本気でやることの

楽しさを知ったからなのかなと

感じた言葉です。

 

 

読んで頂き、

ありがとうございました。

 

 

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