本やマンガの言の葉

色んな本やマンガなどの言葉を書いていきます。

『明日死ぬかもよ』の言の葉

 

 

こんばんは。

 

 

ひすいこたろうさんの本、

『明日死ぬかもよ』の言葉を

紹介します。

 

タイトルの通り、

「死」をテーマにした本です。

(以下、本よりの引用)

 

 

「いつかやる」

あなたの「いつか」はいつですか?

 


この世界のただひとつの真実は、

「生まれたら死ぬ」

 ということです。

 

だから、死が不幸ではない。

生きていることが奇跡なんです。

 

生きている今日という一日が

奇跡なのです。

 


もし、死がなければ、

今日やるべきことは

すべて明日にまわされることでしょう。

 

そして、明日になれば、

またダラダラ明後日に

まわされることでしょう。

 

すべては、「いつか」やるべきことになり、

そのいつかは永遠に来ない。

 

Monday,Tuesday,Wednesday,

Thursday,Friday,Saturday,Sunday...

 

どこを探しても、一週間の中に

「Someday(いつか)」

という日はないんです。

 

 

 

中々に、耳が痛む言葉だなと

初めて読んだ時に感じた。

 

人は必ず死ぬ。

 

しかもその死は

いつ訪れるかなんか分からない。

 

分かっていることだけれども、

またいつかやろって

思ってしまうことがある。

 

いつかっていつやろ。

 

タイトルのように

明日死ぬかもしれないのに。

 

コーネル大学の研究では

人が最も後悔し、苦しむのは

義務や責任に

関してではないそうです。

 

心理学者のTom Gilovich氏いわく

 

私たちを最も苦しめる後悔は、

「理想の自己」として

生きることができなかった後悔。

 

 

なのだそうです。

 

つまり、間違いやするべきことを

しなかったことよりも

 

本当になりたかった自分に

なれなかったことに

人は心を悩ませる。

 

さらにこう述べています。

 

 

私たちは自分の人生を評価するとき、

理想の自己に向かって歩んでいるか、

なりたい人間になりつつあるか、

を考えます。

 

こうした問題に関する後悔は、

いつまでも心を離れることがありません。

 

人生という旅路で、

いつも前方に見据えていたのが、

そうした風景だからです。

 

一方、「義務」の後悔は、

道路にできたくぼみのようなものです。

たしかに問題ではありますが、

通り過ぎてしまえばそれまでです。

 

 

 

理想、志に生きること、

 

それを「いつか」ではなく

「今」していること、

 

どれだけ大切なのかを

より考えさせられ、

 

日々を生き切り、

 

ビジョンである

「最高の笑顔で死を迎える」こと

 

絶対に成し遂げ

そんな人で溢れる社会のために

 

突き進もうと

背中を押してくれた言葉です。

 

 

読んで頂き、

ありがとうございました。

 

 

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